使わなくなった家電はどこで売る?買取の相場と売り方を比較

使わなくなった家電の買取を検討する引っ越し前の部屋

結婚が決まって新居に引っ越すことになり、一人暮らしで使っていた冷蔵庫や洗濯機が丸ごと不要になりました。

粗大ごみに出そうとしたところ、冷蔵庫のリサイクル料と運搬料だけで5,000円以上かかると知り、売れるなら売りたいと思って調べ始めました。

家電は製造からの年数と売り先で金額がかなり違うことが分かったので、買取相場と売り方、損しないための準備をまとめています。

家電の買取相場は種類と製造年で決まる

種類と製造年で変わる家電の買取相場を確認する

家電の査定額を左右するのは、種類・メーカー・製造からの年数の3つです。

同じ洗濯機でも縦型とドラム式では相場が20倍近く開くことがあります。

種類別の買取相場

主な家電の買取相場を一覧にしました。

種類買取相場の目安
冷蔵庫(一人暮らし用・3年以内)2,500〜5,000円
冷蔵庫(ファミリー用・3年以内)10,000〜70,000円
洗濯機(縦型・単身向け)1,000〜5,000円
洗濯機(ドラム式・3年以内)10,000〜100,000円
エアコン(3年以内)5,500〜8,500円
テレビ(大型・3年以内)10,000〜50,000円
電子レンジ(3年以内)1,000〜5,000円

パナソニック・日立・三菱電機・シャープといった国内大手メーカーの製品は中古市場で需要が安定しているため、同じ年式でも査定が高めに出やすいです。

一人暮らし用の冷蔵庫だと数千円が相場ですが、ファミリー用の大型冷蔵庫や人気のドラム式洗濯機なら数万円の値がつくこともあります。

製造5年を超えると値段がつきにくくなる

家電の買取で一番大きいのが製造年数です。

製造から5年以内なら多くの買取店が受け付けてくれますが、6〜10年になると対応が店によって分かれ、11年を超えるとほぼ買取不可になります。

気をつけたいのは、基準が「購入した日」ではなく「製造された年月」だという点です。

3年前に買った家電でも、店頭に並んでいた期間が長ければ製造年月は5年以上前ということがあり得ます。

製造年月は本体の背面や側面に貼ってあるラベルに記載されているので、査定に出す前に確認しておくと話が早いです。

売り方3つの向き不向きを比べる

出張買取・宅配買取・持ち込みの向き不向きを比較

家電の売り先は、出張買取・宅配買取・リサイクルショップへの持ち込みの3つに分かれます。

サイズや急ぎ具合によって向いている方法が変わります。

出張買取は冷蔵庫や洗濯機に向いている

冷蔵庫や洗濯機のように自分で運べない家電は、スタッフが自宅に来てくれる出張買取が現実的です。

その場で査定して、金額に納得すればそのまま運び出してくれます。

出張料や運搬費が無料のところも多く、2階から階段で降ろす作業まで対応してもらえるのはこの方法だけです。

電話やWebで型番を伝えれば事前に概算を出してくれるサービスもあるので、金額の見当をつけてから依頼すると安心です。

宅配買取は小型家電をまとめて出したいときに使える

電子レンジや炊飯器のように段ボールに入るサイズの家電なら、宅配買取が手軽です。

箱に詰めて集荷を依頼するだけなので、店舗に持ち込む手間がかかりません。

引っ越し準備で本棚やテレビ台の中身も整理しているなら、家電と一緒にほかの不用品も同じ段ボールに入れて送れるサービスが便利です。

不用品売るならバイキングなら、家電だけでなくクローゼットから出てきた服やカバン、本棚の中身もまとめて送れるので、引っ越し前の片付けが一度で済みます。

売り方向いている家電所要時間の目安注意点
出張買取冷蔵庫・洗濯機・エアコン予約から2〜7日大型家電向き。出張料無料か要確認
宅配買取電子レンジ・炊飯器・小型家電集荷から5〜10日段ボールに入るサイズが前提
持ち込み自分で運べるサイズの家電当日型番別の相場が反映されにくい場合がある

リサイクルショップは即日で済むが査定にばらつきがある

ハードオフセカンドストリートのようなリサイクルショップなら、持ち込んだその日に現金を受け取れます。

引っ越しまで日数がないときには助かる選択肢です。

ただし家電の型番ごとの中古相場を把握していない店舗だと、人気メーカーの製品でも一律に安い値段がつくことがあります。

時間に余裕があるなら、リサイクルショップに行く前にまず出張買取か宅配買取で見積もりを取っておくのが無難です。

査定額を上げるためにやっておくこと

付属品を揃えて査定額を上げるための準備

査定に出す前のちょっとした準備で、金額が数千円変わることがあります。

付属品を揃えてクリーニングする

リモコン・電源ケーブル・説明書・元箱が揃っていると査定額が上がりやすいです。

エアコンのリモコンは純正品を別途買うと3,000円前後するため、手元にあれば本体の査定に上乗せされやすくなります。

見た目の印象も査定に影響するので、外装のほこりは乾いた布で拭いておくだけで十分です。

冷蔵庫は電源を切って霜を溶かし、中のトレーを洗っておくと好印象になります。

洗濯機は市販の槽洗浄クリーナーを1回まわしておけば、においが気にならない程度に落ち着きます。

新生活シーズンの前に売ると相場が上がる

家電の中古需要が最も高まるのは2〜3月です。

進学や就職で一人暮らしを始める人が増える時期なので、リサイクル家電の買取価格も上がりやすくなります。

エアコンなら使い始める前の4〜5月、暖房器具なら9〜10月と、季節家電はシーズンの1〜2ヶ月前に売るのがベストです。

引っ越し日が決まった段階で査定を申し込んでおけば、相場のいいタイミングに間に合いやすくなります。

処分にお金がかかる家電こそ売ったほうが得

処分費用と買取収入を比べて得する方法を計算

家電の中にはリサイクル法の対象で、捨てるだけでも費用が発生するものがあります。

売れる状態なのにお金を払って処分するのはもったいないかもしれません。

リサイクル法4品目は捨てるだけでも数千円かかる

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目は家電リサイクル法の対象です。

処分するにはリサイクル料と収集運搬料がかかり、合計で1品あたり3,000〜8,000円ほどの出費になります。

品目リサイクル料の目安運搬料の目安処分費用の合計買取に出した場合
冷蔵庫3,740〜4,730円1,000〜3,000円5,000〜8,000円の出費2,500〜70,000円の収入
洗濯機2,530〜3,300円1,000〜3,000円3,500〜6,000円の出費1,000〜100,000円の収入
テレビ1,870〜3,700円1,000〜3,000円3,000〜7,000円の出費10,000〜50,000円の収入
エアコン990〜2,000円1,000〜3,000円2,000〜5,000円の出費3,500〜8,500円の収入

捨てるとお金が出ていき、売るとお金が入ってくるという逆転が起きるのがこの4品目の特徴です。

製造5年以内で動作に問題がない家電なら、処分を決める前にまず買取査定を試してみる価値はあります。

フリマアプリは大型家電との相性が悪い

メルカリで家電を売ることもできますが、冷蔵庫や洗濯機は配送料だけで4,000〜8,000円かかることがあります。

購入者が設置した後に「動かない」「異音がする」とクレームが入るリスクもあり、大型家電をフリマで売るのはハードルが高めです。

電子レンジや炊飯器のような小型家電ならフリマでも売りやすいですが、配送料を差し引いた手取りと買取査定額を比べてから決めるのが確実です。